2009年3月4日水曜日

英語を学ぶ理由

 前回の文章が堅苦しかったので、今回は柔らかめを心がけて書きます(^^)

 皆さんは何故、英語を勉強していますか?仕事のため?国際言語だから?義務教育だから?等、人それぞれに理由があると思います。私自身は「仕事で必要だから。」というのが現在の、英語を学ぶ主な理由です。「現在の」としたのは、過去はそうではなかったからです。それが今回のテーマです。

 私と英語との出会いは小学校に入学する前です。アメリカに住んでいたおばが、アメリカの子ども向けアニメをいくつか録画して送ってくれたのが、私の英語との出会いでした。アニメだったので、言葉がわからなくても十分に楽しめるものでした。実際に当時の私がどの程度内容を理解していたかは不明で、小学生になってから、再び見た時にはアニメのキャラクター達が何を言っているのかちんぷんかんぷんでした。小学校低学年まで英会話教室にも行っていたのですが、習ったことはほとんど覚えていません(^^;)英会話教室をやめてからは、中学の義務教育まで英語に触れる機会はありませんでした。

 幼いころの英才教育(?)のかいもなく、中学に入ってからの私の英語の成績は散々でした。あまりにも成績が悪かったので、高校受験の時は志望校のレベルを1つ下げ(志望校の英語の過去問で100点満点中9点だったので、先生に反対された。)、大学受験では外国語大学行きを反対される事になりました(高校の英語の成績は3年の3学期以外は5段階評価で常に2で、毎年進学が危ぶまれていました。ちなみに3年の3学期の成績は3)。先にも書きましたが、子どもの頃の事は覚えていませんし、努力というものを全くしなかったので、当然の結果とも言えます。おかげで単語力はいまだに乏しく、苦労しています。

 このような私が何故、外国語大学を目指し、さらには人に英語を教えるようにまでなったのでしょうか。それは、英語に「音」としての魅力があったからです。フランス語の発音の美しさに魅かれてフランス語を勉強する人は多くいると思います。私の場合は英語の発音の美しさに魅かれました。正確に言うと外国語の発音の美しさといった方がよいでしょうか。高1の終わりころ、私は外国語の音の響きに魅せられ、独学で7ヶ国語を勉強していました。とりわけ好きだったのがロシア語とイタリア語でした。ロシア語はロシア文学とロシア文字の形に魅かれ、イタリア語はイタリア人の陽気さと、当時イタリア語講座に出ていた山口もえちゃんのかわいさに魅かれました。英語の場合は、レオナルド・ディカプリオ、ジュリア・ロバーツ、ブラッド・ピットとか、NHK英会話のケイ・ヘザリーさんとかが、好きでした。意味もわからず物まねをしているのがとても楽しかったです。
 最近でいくと、パリス・ヒルトンとかアル・ゴアですね。発音が好きな人でアル・ゴアが出てくるところがちょっと知的でしょ?w. パリスヒルトンもまじ好きで、以前パリス・ヒルトンが田舎で生活するって番組(アメリカ版「田舎に泊まろう!」)、あれがものすごい面白くて、YouTubeとかでないのかな?誰か知ってたら情報くださいm(_ _)m あと、ゆりかもめの英語の案内板に書いてある文章も好きです。ゆりかもめは各駅に駅文様というのがあって、それを日本語と英語で説明してあります(日本語版はゆりかもめのホームページに掲載されてます)。その文章が簡単でわかりやすく、その上文章として美しいと思うのです。

 共感していただける人が少ないと思いますが、言葉ってすごく美しいと思うのです(もちろん汚い言葉もありますが)。本当に、自分で口に出して気持ち良ければ意味なんてどうでもいいじゃないかって思う時もあるのです。外国語の音楽を聴いている時と似たような感覚かもしれません。

 好きこそものの上手なれ

 音楽が「音を楽しむ」と書くように、皆さんにとって英語が語学であり、語楽であって欲しいと思います。

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