今日は医者さんで待っている間、Tom & Jerry のDVDを見ていました。
結構面白いから、27歳にもなるのに、ニヤニヤ笑いながら見ています。
英語はほとんど出てこないけど、アメリカ文化が盛り込まれているし、
何より、度を越しているところが面白いです。
今日見たのは下のリンク先です。
http://jp.youtube.com/watch?v=UfKveE4mIik
大体3分40秒くらいのところで、
トムとジェリーが高い高いはしごに登り、ジェリーが小さいたらい(桶かな?)の中の水にダイブし、
それを追いかけたトムもジャンプするけど、ジェリーが大好きなゾウさんが
トムが落ちてくるまでに水を飲んでしまい、
何もないところにトムが落ちていくシーン。
トムがたらいの中に落ち、地面を越えて、長い長い地層を超えて
とうとうマグマ層にまで落ちて、地上に上がってくる。
そのとき、私は「あまりの熱さに驚いた、真っ黒焦げのトム」があらわれると
予想していたのですが、
悪魔が上までトムを運んできたというオチでした。
悪魔って地の奥深くにいるって思いますか?
地獄って言うくらいやから、地の奥にいるのが普通なのかな・・・。
ともかくこれは、聖書の最後の審判で『善い者は天国へ』『悪しき者は地獄へ』ということが文化で育っていれば 自然と納得できるオチだなと思いました。
ミケランジェロの絵にも、地の奥から顔をだしている悪魔が見えます。
↑下のあたり
2月号のAERA Englishでは、キリスト教文化に詳しい石黒マリーローズさんという方の記事がありました。
最近のオバマさんに関する記事に登場した聖書の英語表現を解説する内容です。
石黒マリーローズさんの本はお勧めです。海外ドラマで翻訳者がアメリカンジョークを日本人にもわかるように訳せなかったのか、そのまま表現してみていて??となったことがありますが、この方の本はそういう、慣習の差からくる表現を結構扱っています。
この記事の最後に、
『英語は結局、God Save the Queen/King(神よ女王/国王を守りたまえ)と国家を歌う英国人やIn God We Trust(我ら神を信ず)と刻印された通貨を使う米国人たちが話してきた言語なのです。英語を深く理解しようと思ったら、ぜひ、聖書にも親しんでいただきたいと思います。』
と書いてらっしゃいます。(アエライングリッシュ、2009年2月号、金融危機と聖書の英語表現、P.67)
本当にそうだと思います。
『そんなん言うてたら、閻魔様に舌ぬかれるぞ』くらいの表現が、海外ドラマみてても沢山でてきます。
例えば、Sex and the Cityで『モーゼが海をまっぷたつに割ったくらいの奇跡がおこった!』とか出てきました。
あと、ギリシャ神話も知っておきたいなと思います。
本当に、会話の中でも比喩が多い言語(というか文化かも)です。
でも、日本語でも読むのは結構時間かかるのに、それを英語でなんて・・・・英語を深く理解するのは本当、大変かもしれません。
でも知ってたら、海外ドラマもっと楽しめるのかな。
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